吸血鬼バリアント風スキン「BloodWirth」
「BloodWirth」は、モノトーンのユニークなメニューカードを配置したファンタジーI型のスキンです。
プレイヤーキャラクターとして通常作成できない「不浄な存在である吸血鬼」を作成することができます。
縁あって「夜の城」に集った彼らは、正体を隠して人間の冒険者であるかのように振る舞います。
種族
キャラクター作成時に選べる種族は、4種類のヴァンパイアに加えて、ダンピール、人間の全6種族です。
ヴァンパイアの特徴
BloodWirthのヴァンパイアは、共通して次のような特徴を持ちます。
- 不浄な存在である
- 敵が神聖な力による攻撃をしてきた場合に、致命的な被害を受ける可能性があります。
- 正常な肉体を持たない
- 敵が肉体に対して有効な攻撃をしてきても、影響を受けることはありません。ただし、冒険者の必需技能である「癒身の法」も効かないことに注意してください。
- 冷気に耐性を持つ
- 敵が氷や吹雪による攻撃をしてきても、影響を受けることはありません。
- 受けるダメージが軽減される
- 不死なる身体は人間よりも少しだけ傷つきにくいようです。
四つの血族
血族とは、ヴァンパイアの血統や性質を表す概念です。四つの大きな血族と、それぞれに内包される無数の小さな血族があるといわれています。
大抵の場合、「子」である者は「親」と同じ血族になりますが、必ずというわけではないようです。キャラクターの子孫を作成するとき、種族に制限がついたりはしません。
- 黒曜の血族
- 「賢智」を性とするヴァンパイアの血族。吸血鬼社会の監督組織を持ち、秩序を乱す同胞には制裁もいといません。
- 傾向としては、魔法の適性に秀でています。シナリオ「血の微睡み」を通過することで、敵一体を遠距離攻撃する魔術か、敵全体を眠らせる魔術を獲得できます。
- 紅玉の血族
- 「蛮勇」を性とするヴァンパイアの血族。最も強い血族ですが、闘争を求める性質ゆえに、個体数の増減が激しい。
- 傾向としては、攻撃の適性に秀でています。シナリオ「血の微睡み」を通過することで、敵一体を攻撃する技能か、敵全体を攻撃する技能を獲得できます。
- 黄金の血族
- 「虚飾」を性とするヴァンパイアの血族。人間の王侯貴族らと蜜月関係を築き上げ、裏社会に繁栄しています。
- 傾向としては、器用な立ち回りに秀でています。シナリオ「血の微睡み」を通過することで、敵一体の行動を暴露する技能か、仕掛けを解除する技能を獲得できます。
- 白銀の血族
- 「憂鬱」を性とするヴァンパイアの血族。新興の血族で、結束がありません。優れた才覚を見せるものはまれです。
- 傾向としては、素早い身のこなしに秀でています。シナリオ「血の微睡み」を通過することで、敵一体を攻撃する技能か、味方全体を守護する技能を獲得できます。
ダンピールと人間
- 半端者
- 吸血鬼社会においてダンピールを指す言葉です。人間であり、吸血鬼でもある彼らは、人間から忌み嫌われ、ヴァンパイアからは蔑まれる中途半端な存在なのです。
- 人間と比べると、「不浄な存在」であるため神聖な力に弱く、反面、魔術に対してやや高い抵抗力を持ちます。
- 人間
- 多くのヴァンパイアが好んで捕食する餌です。中には人間からの吸血を忌避する「菜食主義者」もいますが、嘲笑の対象になっています。
- 人間にこれといった特徴はありません。
チュートリアルシナリオ「血の微睡み」
BloodWirthには、スキン専用のシナリオが付属しています。
作りたてのヴァンパイアがいる状態で、「運命の選択」カードをクリックしてください。これはCardWirthの「貼紙を見る」カードです。
他のスキンからはいつでも空っぽのフォルダに見えますが、「血の微睡み」が出現しています。
「血の微睡み」は、作りたてのヴァンパイアがパーティにいれば、何度でも遊ぶことのできるシナリオです。
彼らが持っている称号「血は微睡み停滞す」が、このシナリオの開始条件なのです。
フォルダを開き、シナリオを決定すると、キャラクターの目覚めのエピソードが始まります。
それは、吸血鬼としてはじめての覚醒であるかもしれないし、何度も経験した深い眠りの後かもしれません。
同じパーティにヴァンパイア以外のキャラクターがいると、隠蔽状態になります。「血の微睡み」を通過できるのは、ヴァンパイアだけです。
鏡をクリックしてシナリオを進めていきます。途中、血族専用の技能カードを獲得したり、使用したりする場面があります。
この戦闘にかぎって、1ラウンド目には必ず技能カードが配布されるので、全力で戦いましょう。
勝利すれば、キャラクターたちは本来の力を取り戻し、微睡みから目覚めることができます。
なお、「血の微睡み」で獲得できるのは、専用技能と称号だけではありません。
再生能力は、戦闘において重要になることでしょう。彼らは「癒身の法」が効かないのですから。
さて、BloodWirthで作成した拠点には初期資金がありませんが、「血の微睡み」を通過したヴァンパイアたちなら「ゴブリンの洞窟」くらいはこなせるはずです。
楽しい冒険者ごっこをはじめましょう。
拠点でできること
BloodWirthスキンには、Classicスキンにはない機能があります。
- 拠点BGMの切り替え
- BloodWirthのデフォルトBGMと、CardWirthのデフォルトBGMを切り替えることができます。
- 吸血鬼称号の隠蔽操作
- 称号の頭に「_」がつくと、キャラクター情報の経歴タブに表示されなくなります。
- ただし、ここで称号を隠蔽しても、たとえば血族の技能を使ったりすれば、ただちに露見することでしょう。
- 親と師による子世代キャラクター作成
- 子世代を作成するのに、両親が必要ありません。男女どちらでも親になれますし、師になれます。